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防犯の基礎を学ぼう♪
今年のゴールデンウィークは、平日を3日休めば10連休!という、休める方はなんとも羨ましく感じる私ですが笑。
旅行や帰省で自宅を開けてしまうことがあると思います。コロナが収束して出掛ける機会が増えてきましたが、ここで気になるのが防犯です。
特に1人暮らしの女性やお年寄りの方は、不安になってしまうでしょう。
そこで、防犯アドバイザーの京師 美佳さんに、自宅を安全に守るための防犯の基礎を学んでいきます♪
強盗の侵入を防ぐ、防犯の4原則を身につけて自宅を守りましょう!
記事の内容
◎防犯カメラだけに頼らない防犯対策を学ぼう
日本の一軒家やマンションなどの住宅で、泥棒に入られた被害件数はなんと!年間で15,692件もあるのです。
1日で平均、約43件も発生していることになるのです。
あなたのお宅も、いつ被害に遭うか?わかりません。
これを書いている私もですが…
対策を怠って、いざというときに後悔。その前に、しっかり適切な防犯をしておきましょう♪
◎謀判対策アドバイザーに教えてもらおう♪
防犯対策と言われても具体的には、防犯カメラをつける、カギはしっかりかける…と、意外となかなか思いつかない人も多いのではないでしょうか?
そこで、防犯について教えてくれるのは、防犯アドバイザーの京師(きょうし)さんです。
京師さんのお父さんは警察署長。お姉さんは刑事という警察一家に育ち、自らも住居やビル、店舗などの強盗対策はもちろん、犯罪予知アナリストとしても活動する、まさに防犯のスペシャリストなんです。
京師さんは、
「今、この時期ですとゴールデンウィークも近づいてきましたので、旅行や帰省で長期に家を空ける方も多くなると思うんですね。
特に一軒家というのは、自分が対策をしないと何もカメラがついてる訳でもないので、空き巣の被害に遭いやすいんですね。そんな方には特に、しっかりと防犯対策をしていただきたいです。」
今回は家の周りや室内など、さまざまなシチュエーションでどう対策をすればいいのか?を学んでいきます。
◎犯罪者が嫌がる4原則ってなに?
その4つとは、音・光・時間・人の目。
音は大きなアラームなどを鳴らして、威嚇をします。
光はセンサーライトなどで、やはり人目につくので嫌がるんですんね、明るいのは。
時間なんですけど、5分以上侵入に時間がかかると7割はあきらめるというのがデータとしてあるんです。
最後は人の目ですけど、ご近所に見られるとか目撃されるのが嫌なので、人の目を集める対策をするのが大事になってきます。
◎《防犯の基礎ポイント1・玄関》
玄関のカギはいくつ付いてるでしょうか?ワンドアツーロックという言葉あるように、2つ以上カギがついていれば、やっぱり時間がかかりますので玄関のドアは2重ロックにしましょう。
侵入者がまず試みるのは、玄関です。補助錠があると時間をかけさせられるので、侵入されにくくなります。
京師さんによると、玄関の対策は他にもあるそうです。
人目につくっていうのはすごく大切なことですので、例えば玄関先や門扉などにキレイな鉢植えを置いていただくと良いんです。
玄関に鉢植えや花壇を配置することで、人の目が集まりやすくなって侵入者が心理的に嫌な環境になるのです。
玄関のカギは2重ロックにして時間をかけさせて、鉢植えなどを置くことで人の目が集まりやすい環境にすることで、防犯効果がアップするのです。
◎《防犯の基礎ポイント2・ガレージ》
ガレージなんですが、何も柵もフェンスもなくシャッターもないガラ空きの状態では、侵入者にとって格好の餌食です。
こういう場合は、どんな対策をすればいいのでしょうか?
今すぐという場合なら、入口にロープを1本はってもらえるだけでも十分なんです。
チェーンだけでも十分です。
道路に面していて侵入者が入りやすいガレージ。
有効な対策は、侵入者に人の目を気にさせること。ロープやチェーンを張るとまたいだりする必要があるので、強盗にとっては不審な行動として人に見られるために侵入を避ける傾向があるのです。
さらに空っぽの状態で車がないときは出かけているなと思われて、家にいないのが分かってしまうのでこれを防ぐ方法としては、自転車をガレージの真ん中に置いてもらうと、初めから車がなかったんじゃないか?と思わせることができるのです。
これで在宅中だとアピールできる効果があるのです。
在宅に見せるということが、とても大事なのです。
◎《防犯の基礎ポイント3・庭》
比較的大きな窓がある1階の庭は、侵入者にとって在宅中か?確認しやすい場所でもあるんです。
庭に脚立などをそのまま放置していることはないでしょうか?
それを使って2階の窓やベランダから侵入できてしまうのです。そういう足場になるものは基本置いてはダメなんです。
足場になる脚立などは、侵入時間の短縮になってしまうのです。
さきほどもあったように、5分以上侵入に時間がかかると7割はあきらめるというデータもありましたが、足場になるようなものはないか?確認しておきましょう。
室外機や物置もあると思うのですが、できるだけ足場にならないようなところに設置をするのが大切です。
そうは言っても、室外機は必ずあるでしょう…もうすでに設置してしまって動かせないという場合でも、ホームセンターなどに売っている室外機専用のラックを被せることで、その上に鉢植えなどを置くとさらに足場になりにくくなります。
次は庭の窓からの侵入に備える方法です。
窓際などに陶器や鉢植えを並べるというのも、対策になります。
外から窓ガラスを割って侵入しようとしたときに、これらをどかすとか割らずにというのはなかなか難しいのです。急いでいるのもあるので。
特に、音が出やすいガラス製のものを置くのが良いと言います。
◎近年増加中の役所の人間のフリをする相手の対策とは?
「こんにちわ~!水道局の方から参りました。メーターなどの点検をさせていただきたいんですが。
みなさん順番に回らせていただいています。中に入らせていただいてもよろしいですか?」
ここで1人暮らしの高齢者などは「は~い!どうぞ♪」と相手を家に上がらせてしまうことがあるでしょう。
京師さんは、「水道局の方から参りました」というのが怪しいと言うのですが、何が怪しいか?お分かりでしょうか?
この相手は水道局の人間ではないとすぐに分かるというのですが、その答えは「水道局の“方”」というのが実は、引っ掛けだと言います。
この相手は水道局の人間ではないとバレたときのために「水道局の方角から来た」という意味で言ったんですよwwという言い訳を用意しているというのです。
しかも「みなさん順番に回らせていただいています」と言われると、自分だけ断るのも…という心理にさせるテクニックなのです。
なりすまし強盗というのがいますので、業者を装って玄関を開けさせるというのがいるのでシニアの方は特に注意しましょう。
◎訪問者が来た時に注意するポイントとは?
まず訪ねてきて玄関を開ける前に、インターホン越しに「どちらの方ですか?」と名刺を見せてもらうことが大事です。
その名刺の部署や名前や電話番号を聞いて、実際に電話して確かめてみるというのが大切です。
とにかく、身に覚えのない訪問者が来た場合には、ドアをすんなりと開けないというのが重要ですよ。
もしも侵入させてしまった場合の対策は、普段からつねにスマホを持ち歩くクセをつけておくことが大事です。
スマホが手元にないと、すぐに110番や助けを求められないからです。
家の中であっても、少し面倒ではありますがスマホを持って歩くという習慣を身につけておくのです。
さらには、家の中にセーフルームを作っておくのです。
これはカギのかかる部屋のことで、トイレや寝室などあらかじめ逃げる場所と頭の中でイメージしておいてほしいのです。
家の中の避難場所というイメージです。
侵入者が入ってしまったらセーフルームに逃げて、持っているスマホで110番をする…ということです。
家に帰ってきた時に、強盗と鉢合わせしてしまった!ということも実際にあるので、普段からセーフルームの確保をしておいてさらにスマホがあることで、防犯効果がアップするのです。
◎強盗は取るものがなかった時に部屋を荒らす?!
仕事が終わって自宅に帰ってきた時に、家の中が荒らされていた…というケースもあります。それは、泥棒が取るモノがなくて焦っていることもありイライラすることで荒らすというのです。
そこで京師さんは、家を荒らされないようにする方法があると言います。
それは捨て金です。
お金を取られるのはイヤですけど海外旅行に行った際にも同じように取られてもいいように、別に財布を用意しておくのと一緒で数千円くらい入れた封筒を必ず開けるだろうという棚や引き出しの中など、分かりやすい場所に置いておくのが効果的だと言います。
何も取るものがなくて、嫌がらせで家の中の物を壊すケースもあるので、その被害を考えたら捨て金を置いておく方が安くなる場合もあるのです。
この捨て金は、旦那さんにも伝えておいたほうがいいでしょう…勝手に使われてしまうかもしれませんので笑
◎夜間の防犯対策も教えて
夜の時間帯に侵入されないポイントとして効果的なのは、光です。
人が近づいた時に明かりが点くセンサーライトを、死角になりがちな場所や玄関や庭などにつけていただくと凄く効果的です。
さらに、ライトが付くと同時に防犯カメラが作動するというものもあるので、そういったものもおすすめです。
センサーライトと監視カメラの2段階の防犯を意識することが大切です。
ただセンサーライトと言っても、光量も重要になるのです。
光量はできれば300ルーメン以上のものを使っていただきたいです。
300ルーメンというと、イメージ的には自転車のライトくらいの光量になります。
ちょっと眩しいな…というくらいのものを使っていただきたいです。
ホームセンターなどで購入する場合に、店員さんに聞いていただくか?もしくはパッケージにも光量は記載されているので、確認してください。
◎夜間の防犯対策は家の外だけではない?!
さらに夜間は家の外の対策だけではなく、家の中の対策ももちろん重要です。
例えば夜の8時になればテレビがつくようにタイマーをセットしておくとか、在宅に見せる、人が家にいるというのを見せることが凄く大事です。
家の中に人がいるなと思わせれば、だいたいの侵入者というのはあきらめる傾向があります。
家の中の照明も、リモコンを確認してもらうとタイマーがついているものもあるので、ゴールデンウィークなどで長い期間、家を留守にする場合にも活用しましょう。
◎一軒家で侵入者に最も狙われやすい場所とは?
侵入者に最も狙われやすい場所は、窓なんです。
警察庁によると、泥棒が1番侵入しやすい場所の実に半分以上が窓なんです。
《侵入強盗における侵入口》
京師さんによると窓からの侵入にはバールなどでガラスを割る、打ち破り。
サッシの隙間にドライバーを差し込む、こじ破り。
バーナーなどであぶって焼く、焼き破りなどが主な手口だと言います。
これらの対策に必要なのが、窓に防犯フィルムを貼ったり補助錠をたくさん取り付けて割られても入られないにする。
あとは、音を鳴らすことも大事。窓アラームをつけていただいて、開けたらビッー!と鳴ると強盗が逃げていきますから。
●窓ガラス 防犯フィルム
◎京師さんのおすすめ防犯アイテム
例えば、上の写真のようなものもあるんです。
これはもうほんとに、窓ガラスにピタっ!と張るだけなんです。
窓のカギの付近に貼るようにします。これは窓ガラスが割れた周波数だけを拾って鳴るので、人が叩いたり子供がぶつかったりしても全く鳴らないようになってるのが良いポイント。
でも、金属で窓ガラスを叩くと、ピピピピっー!と防犯ブザーくらいの音量で知らせてくれるのです。(音量は90db)窓ガラスが割れる前にアラームが鳴るのも便利です。
大雨や台風などで窓ガラスが振動して作動するものもありますが、これは鳴りません。
難しい取り付けもなく、貼るだけというところも売れている理由でしょう。
◎まとめ
ゴールデンウィークが近い今、防犯の4原則(音・光・時間・人の目)をしっかり意識して自宅を守り、安心してお出かけしましょう♪
※なないろ日和!を参考に記事を書いています。
●防犯対策(侵入感知)以外にも、非常時の通報や火災感知まで対応!
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