間違った歯磨きで虫歯や歯周病になる?!

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歯周病は様々な病気の原因になる

2023年に厚生労働省が発表したデータによると日本人の47.9%(15歳以上)が歯周病とありました。

これを読んでくれている人の2人に1人は歯周病だということになります。

では、なぜこれほど歯周病の人が多いのか?その理由は歯磨きの仕方なのです。

 

記事の内容

 

◎歯周病とは、どんな病気?

歯周病とは、歯周組織(歯肉、歯周膜、セメント質、歯槽骨)に起こる炎症性疾患です。

歯周組織は、歯を支える重要な役割を果たしています。歯周病が進行すると、歯周組織が破壊され、歯がグラグラしたり、最終的には抜け落ちてしまうこともあります。

 

・歯周病の原因

歯周病の原因は、歯垢(プラーク)です。歯垢は、細菌が食べ物カスなどを餌にして増殖したものです。

歯垢が歯周ポケット(歯と歯肉の隙間)に溜まると、歯周組織に炎症が起こります。

 

・歯周病の症状

歯周病の初期症状は、歯茎の赤み、腫れ、出血です。自覚症状がないことも多いため、定期的な検診で早期発見することが重要です。

 

・歯周病の進行

歯周病が進行すると、歯周ポケットが深くなり、歯槽骨が破壊されます。歯槽骨が破壊されると、歯を支えることができなくなり、歯がグラグラしたり、最終的には抜け落ちてしまうこともあります。

 

・歯周病の治療

歯周病の治療は、歯垢を除去し、歯周組織の炎症を抑えることが目的です。初期段階では、歯磨き指導やスケーリング(歯垢の除去)を行います。進行した場合は、歯周外科手術が必要になることもあります。

 

・歯周病の予防

歯周病を予防するためには、以下のことが重要です。

 

1・適切な歯磨き

歯垢をしっかり除去するために、1日2回、2分以上歯磨きをする。

2・定期検診

歯周病の早期発見・早期治療のために、定期的に歯科医院を受診する。

3・禁煙

喫煙は歯周病を悪化させるため、禁煙する。

 

歯周病は全身の健康にも影響を与える病気です。歯周病を予防し、健康な歯を維持することが大切です。

 

◎正しい歯磨きで歯周病のリスクは下げられる

歯周病が恐ろしいのは、ただ口の中の病気というものではないところです。

体全体の不調や病気と密接に関わっています。なので、歯周病を予防することが体全体の健康を保つうえで重要になるのです。

 

年齢を重ねると歯周病のリスクが高まり、若い女性でも歯肉炎から歯周病に移行するので、若くても30代くらいから気を付ける必要があります。

 

◎歯周病が悪化するとどうなるの?

歯周病は悪化すると、脳梗塞・心臓病・アルツハイマー型認知症・糖尿病など…

全身の病気につながるのです。歯周病菌が歯と歯茎の境目から血管の中に入り込んだり、また歯茎を突き破って体の中に侵入することも分かっていて、それが全身をめぐってしまうと上記のような病気を引き起こします。

 

歯周病ではない人に比べると病気のリスクは脳梗塞で2.8倍に増えます。心臓病だ19%。アルツハイマー型認知症は約1.7倍増

また妊婦さんが歯周病になった場合は、早産のリスクもあることが分かっています。

 

そもそも歯周病菌というのは、思春期から20歳くらいに他人から移るということが分かっています。

つまり、もともとは自分には持っていないものなのです。この時期に感染して、潜伏して30歳くらいから発症するのです。

 

◎1日の歯磨きの回数はどのくらいすればいいの?

2022年の厚生労働省の調査によると、毎日歯を磨く人の割合は97.4%

そのうち、1日1回が18.2%、2回磨く人は50.8%3回以上は28.4%という結果でした。つまり半分の人は1日2回磨いているということになります。

正しい歯磨きの回数は、朝食後・昼食後・就寝前1日3回が正しい回数です。

その中で特に重要なのが就寝前なのです。

 

唾液はお口の中の汚れを洗い流す効果があります。寝ている間は無意識に口呼吸になりがちで、お口の中が乾燥してしまうと唾液の分泌量が減ってしまいます。

その結果、虫歯菌の活動が活発になるのです。

なので、就寝前の歯磨きというのは必ず磨いて菌を減らすことが重要です。

私自身は、朝起きた時の口の中の気持ち悪さが苦手なので起きた瞬間に歯磨きをするのですが、それも大事だと言います。

食事前に口の中をゆすぐだけでも効果があると言います。

 

枕元に水を置いておいて朝起きた瞬間に水を飲む人がいますが、これは口の中の菌を水と一緒に体内に取り込むのと同じなので、止めたほうがいいでしょう。

 

◎食後の歯磨きのタイミングは?

食事を終えてから30~60分後がおすすめになります。ちょっと時間を空けたほうがいい理由は、食後20分くらいというのはお口の中の食べ物によって、酸が発生されて歯のエナメル質が柔らかくなってしまうために、すぐに歯磨きをしてしまうとエナメル質が削れてしまう可能性があるのです。

歯のエナメル質が削れてしまうと知覚過敏になってしまったり、そこから虫歯になるリスクが高まるのです。

 

しかし、食後に歯を磨かずにいる場合は虫歯菌の繁殖が起こるので、口の中が中性に戻った、食後30分から60分の間に歯を磨くのが効果的になります。

そのタイミングを失ってしまう場合も多いですがその場合は、食後すぐなら大きなゴミだけを取り除くのが良いです。

歯に詰まった大きな汚れというのは、腐敗してきたりして口臭の元にもなりますし、それが元で歯周病菌も増えてしまったりするのでフロスや歯間ブラシを使って、大きなゴミだけ取り除いてそれからゆっくり時間が取れる時に歯磨きをすることが大事です。

 

日本歯周病学会の発表では、歯ブラシだけで落とせる汚れは58%しかありません。

デンタルフロスを併用すると86%に上昇するという情報があります。

なので、歯磨きだけの人よりも1.5倍も歯垢を落とせることになるのです。

 

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◎歯磨きにかける正しい時間は?

正しい磨き方が出来ている場合は2~3分でOKです。長時間磨けば良いというものではありません。

磨く時間よりもブラシの当て方が重要になります。間違った磨き方を長時間してしまうと、歯や歯茎を傷つけて虫歯や歯周病の原因にもなります。

 

◎正しい歯の磨き方

・歯磨き粉の量

歯ブラシの毛の部分4分の1から3分の1程度で十分です。

毛先にちょこんと乗るくらいで十分です。歯磨き粉が少なくても十分に効果はあります。逆にたくさん歯磨き粉をつけすぎてしまうと泡立ちが良過ぎて、磨けていないのに磨けたと思ってしまうことになります。

すると早くうがいをしたくなってしまって、不十分な歯磨きで終わってしまうことになるのです。

 

・磨く強さ

多くの人が強すぎる歯磨きになっていると言います。歯を磨く力の強さは150gから200gが推奨されています。

これは計りの上に歯ブラシを置いてゴシゴシした際の重さということです…

ですがこれは少しわかりにくいでしょう。でも、キチンと知っておきたいという人は計量器で実際に試してみることをおすすめします。

 

面倒という人は、指3本で歯ブラシを持つイメージで磨くと良いでしょう。

そして、強い力で磨くことで逆に磨き残しが増えるのです。

さらに歯がすり減り歯周病のように歯と歯茎の間に隙間が出来てしまいます。

磨く力が強いと自然と歯ブラシの動く幅が大きくなってしまい、さらに歯ブラシの毛先も潰れてしまうのです。

そうすると、歯と歯の間や歯と歯茎の間などの細かいところの汚れを落とすことができないのです。

 

歯の表面を覆うエナメル質というのは、何度も強くゴシゴシこすってしまうと剥がれてしまって歯の根元のところがえぐれたように削られてしまうのです。

すると、そこに汚れがたまりやすくなったり歯周ポケットができやすくなってしまって、虫歯や歯周病の原因になるのです。

歯ブラシの毛の固さも色々ありますが歯科医がおすすめしているのは極細毛と言われている歯ブラシで、歯の隙間まで入り込んで汚れをかきだせるタイプです。マッサージ効果も期待できます。

 

歯を磨く際には、磨く順番を決めるといいでしょう。右上から左上、左下から右下…など。そうすることで磨き忘れがなくなります。

 

次は毛先が隙間に届くように小刻みに動かすことが大事です。イメージとしては歯の2本ずつを磨いていくような感じです。

歯ブラシは横磨きで1周した後は、今度は縦磨きでもう1周するのが正しい磨き方です。

 

正しいうがいの仕方はフロスや歯間ブラシで大きなゴミを取った後に、十分にうがいをします。

その後、歯ブラシをした後は大さじ1杯分ほどの水の量でうがいをします。

少なく感じますが、歯磨き粉の中に入っているフッ素を口の中にためておくため、うがいは少量の水で行います。

 

※中居正広の土曜日な会を参考に記事を書いています。

 

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