ここで見れるよ! おげんさんのサブスク堂【有村架純】見逃しちゃった人も安心♪

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「2月6日と13日放送】ゲストは有村架純さん Part.1

おげんさん:開店だ、開店だ!

 豊豊さん:開店だ。大変だ!

おげんさん:忘れそうになるけど、お店なのよね?ここ笑

 豊豊さん:ここ来たら思い出すの、私も。この店が私のホームグラウンドだったわ、って。

私、近くのスタジオでお侍もやってるときあるから(徳川家康の家臣、石川数正役)

おげんさん:お侍さん、今どうなってんの?

 豊豊さん:終わったのよww (一同、おつかれさまの拍手!)

あういうのって討ち死にするとか、カッコよく死ぬとかあるじゃない?私、逃げたのよww もうね、大変よ、戦国時代。

まだ放送は先だから、あんまり言えないのよ。

でも逃げたって、歴史の教科書にも書いてあるから大丈夫よ。

おげんさん:本当におつかれさま。

今日ちょっとね、関連するのかな?ていうゲストが来られますから…

今回も「#サブスク堂」で、一緒に音楽トークしましょうね♪

 

◎おげんさんの推しを紹介

おげんさん:これあのぉ…無性に聴きたくなるシリーズ。

1年に1回くらい無性に「たま」が聴きたくなるんです。今日はこの曲をかけます…

 

●♪ 学校にまにあわない (1990) たま / アルバム「さんだる」より

 

 

おげんさん:たまって、いつ聴いても古くならない。ず~っと、たまです。ず~っと最先端。

 豊豊さん:代わりがいない。

おげんさん:たまの曲っていろんなジャンルが全部入ってる感じもあるし、世の中の条理と不条理が全部ギュっ!と入ってる気がして、みなさんの楽器の技量がスゴ過ぎてめちゃくちゃ上手いんですよ。

 

◎豊豊さんの推しは?

 豊豊さん:久しぶりに同郷の福岡からね、鮎川誠さんがお亡くなりになられましたけどね、まだまだ福岡から面白い人たちが出てくるんでね。

 

●♪ tokyo feat . 鈴木真海子、Skaai (2022) yonawo

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おげんさん:ヨナオ?バンドですか?

 豊豊さん:バンド、4人編成。福岡から男の子4人で出てきて、去年かおととしくらいに出てきて、合宿生活しながらね、1つの家で。

 

【yonawo:シェアハウス兼スタジオのYonao Houseにて楽曲制作を完結させる。ベットタイムサウンドが特徴。】

 

フューチャリングする人たちがその家に遊びに来て、セッションして作るっていう。

楽しそうだよねぇ!そういう人生を送りたかった笑 そんな友達いなかったもん。

フューチャリングが鈴木真海子さん。あとスカイさんていう経歴の面白い人なんですけどね。

あらっ!

架純おばあちゃん:どうも、こんにちわ。

おげんさん:架純おばあちゃんじゃない?本日のゲスト、架純おばあちゃんで~す!

 豊豊さん:ちょっとどういう血縁関係なのよ?

おげんさん:あのね、私の夫(高畑充希)いるでしょ?そのお母さん。義理のお母さんです。

 豊豊さん:嫁姑の関係なの?

おげんさん:そうなの。だから今、緊張感あるww ちょっと設定グチャグチャだから。私の息子、晴臣だから笑(細野晴臣)

架純おばあちゃん:ファンタジーなの。

 豊豊さん:せっかく架純おばあちゃんが来てくれたんだから、架純おばあちゃんの好きな曲、ハマってる曲、ちょっと聞かしてよ。

架純おばあちゃん:好きな曲ですか?自分の音楽とかをお話することがないんですよ、普段。なんかこう、ちょっと恥ずかしくて。自分のなんか、心の中を見られてるような気がして。

なんですけど今日は、せっかくなんで。これはかけていいですか?こちらです、ドン!

 

●♪ こころ (2007) 小田和正 / アルバム(自己ベスト・2」より

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おげんさん:小田さんだ!

架純おばあちゃん:この自己ベスト2のアルバムを昔から持っていて、家族で出掛けるときに車の中でかけてたんですよ。

で、私はこのアルバムがすごい好きで最近聴いてなかったなぁと思って、ダウンロードして聴き始めたら思い出が色あせない、1曲だなぁって思って。

まだ私は30年しか生きてないですけど…

 豊豊さん:そんな若いの、ばあさん!?(一同爆笑)30年で孫いるの?

架純おばあちゃん:間違えたっ!笑

おげんさん:いいの、いいの!ファンタジーだから。

架純おばあちゃん:それで、久々にこれを聴いたら目の輝きを取り戻すじゃないけど、なんかキラキラキラ!っていうのができたんですよ。

胸がキュっ!てなるような感じ?

 豊豊さん:私は同年代のリスナーとしては、オフコース。

 

【オフコース:1970年デビュー。「さよなら」「Yes-No」「言葉にできない」

などヒットを連発。1989年解散。】

 

「眠れぬ夜」っていう歌がやっぱ、イントロが衝撃的だったのよ。ちょっと聴いてみましょうかね。

 

●♪ 眠れぬ夜 (1975) オフコース

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おげんさん:生楽器とシンセを組み合わせるのよね、オフコース。

 豊豊さん:ヒドい歌詞なのよね。

 

♪ たとえ君が目の前に

ひざまづいてすべてを

忘れてほしいと涙を流しても

僕は君のところへ

二度とは帰らない

あれが愛の日々なら

もういらない

 

結構キツいこと言ってんの。

 

【曲の後半では「それでもいま君が あの扉を開けて 入って来たら 僕には分からない」と続き、愛のジレンマが描かれている】

 

架純おばあちゃん:なんか、されちゃったのかな?

おげんさん:それをこの爽やかな曲調で。

 豊豊さん:とても爽やかな曲調なのに、歌詞は結構シビアなのねっていう。

おげんさん:おげんもオフコースおすすめの曲があって、ぜひ架純おばあちゃんに聴いて欲しいの。

 

●♪ めぐる季節 (1976) / オフコース

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おげんさん:じゃちょっと、おげんの部屋に行きましょうね…ようこそ!

(ミニモニのキャラクター化された漫画、アニメ、グッズを見て)

架純おばあちゃん:ほんとに、懐かしい!私世代の方はみんな知ってますよ。ちょうど小学生…あっ、これ持ってた気がする!下敷き。同じやつ。

おげんさん:おげんは当時、プッチモニをよく聴いてて。当時VHSシングルというのがあって。ビデオ型シングルっていうの、買いましたよww

初めて買ったCDとかあります?

架純おばあちゃん:ありますよ、これこれ!あやや。

 

【松浦亜弥:2001年デビュー。「LOVE涙色」で紅白初出場。その後「♡桃色片想い♡」「Yeah!めっちゃホリディ」など立て続けにヒット】

 

小学4年とか、10歳のときですね。欲しい!欲しい!って言って買ってもらったやつです。

おげんさん:このマキシシングルっていう、懐かしい!マキシシングルって言い方してたじゃない?

 

●♪ LOVE涙色 (2001) / 松浦亜弥

 

 

架純おばあちゃん:だってまだ、10代ですよ?10代でソロで観客を魅了させられるって、やっぱすごいことだと思うんですよ。

ダンスもできて歌も上手で。

 豊豊さん:女優さんよりも歌い手さんのほうが引っ掛かってたの?あこがれる対象として。

架純おばあちゃん:なんか周りの子は、みんなそういうのをやってみたいとかあったんですけど私はなくて。

おげんさん:やっぱ役者の方に行ったっていうのが面白いね。音楽のほうではなくてね。

架純おばあちゃん:踊りも歌も出来ないから。

 豊豊さん:踊りと歌ができたら、そっち行きたいの?私は行きたいわよ、踊りと歌ができれば。私、エキストラやってるだけなんだけど。じゃなきゃ、こんな格好してやらないわよww できれば音楽のほうがいいわよ。

おげんさん:音楽はホントにやりたいって言ってるもんね。

架純おばあちゃん:そもそもメンタルがそんなに強くないんで、緊張してたぶん無理です。

おげんさん:紅白の司会とか緊張しなかった?すごいでしょ?緊張たるや…

架純おばあちゃん:めちゃくちゃしましたよ!もうホントに。

おげんさん:紅白の司会するのも最初、意外だった。カッコいい!と思って。

 豊豊さん:やってみたいね。緊張するのか?と思って。

おげんさん:やってみたいのっ!?ガチガチじゃない?一言間違ったりとか…

架純おばあちゃん:笑顔も作れないくらい緊張するっていうか。上手く笑えない。

 豊豊さん:あなたのやってる仕事なんてさ「はい!本番行きます!」って、うわぁ~…もう、どうしよう!ってなるじゃない?

架純おばあちゃん:なりますね笑

おげんさん:噂に聞いたんだけど、セリフ読むときにサントラを聴きながら覚えたりするって聞いたんだけど。

架純おばあちゃん:はい。いろいろあるんですけど、聴くサントラは。例えば自分が見たドラマに使われてた曲とか。なんか絵が想像できるというか。

おげんさん:好きなサントラとかもあるの?

架純おばあちゃん:私が出演させていただいた作品の中の1曲をちょっと…「いつ恋」ですね。

 

 ●♪ あなたのことを好きになりました (2015) 得田 真裕 / 「いつかこの恋を想い出してきっと泣いてしまう」オリジナルサウンドトラックより

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架純おばあちゃん:なんかやっぱり思うのが、ドラマとか作品を完成する最後の…音楽って、主題歌とサントラが初めて合わさって出来上がるじゃないですか?

すっごい重要なお仕事をしてくださってるんだなぁって、すごく感じるんですよね。

おげんさん:得田さんが作られたこのドラマのサントラとかも聞いたりするのね?

 

【得田 真裕:150を超える作品の劇伴を手掛けている作曲家。ドラマ音楽屈指のヒットメーカー。】

 

架純おばあちゃん:聴きますね。ドラマを拝見してて「あっ、この曲、得田さんか?」って思ってみると、そうだったりするんですよね。

おげんさん:我々もお世話になってますよ。得田さんがやられてますから。

 

【ドラマ「アンナチュラル」(豊豊さん出演)や「MIU404」(おげんさん出演)のサントラも担当】

 

 豊豊さん:オンエア見てないから、よく分かんない笑

おげんさん:ちょっと待ってよぉっ!!(一同爆笑)TBSの人、見てますかぁ~~~!笑 見てないってっ!

 豊豊さん:それはもう、野木亜紀子さんに怒られてるからww ちゃんと見てよ!って言われてるから。

 

【野木亜紀子:「アンナチュラル」「MIU404」「逃げるは恥だが役に立つ」など人気ドラマを手掛ける脚本家】

 

おげんさん:ホントにあなたは自分の仕事を見ないねww

得田さんが作ったMIU404という僕が出たドラマの曲をかけます。

 

●♪ 志摩一未 (2020) 得田 真裕 / (MIU404) オリジナル・サウンドトラックより

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おげんさん:いろんな音楽の種類を作る人ですよね。

これは志摩一未っていうタイトルで、僕がやった役の名前の曲名なんです。

自分の役の名前の曲名っていう、テーマソングみたいな。あんまりなかったんですごい面白いし、この曲を聴くたびにファ!っと思い出す。

だからやっぱサントラって、いいですよね。

映画で流れる好きな音楽みたいな。ちょっと…おげんと豊豊さんがあげたので、

 

●映画「ベイビー・ドライバー」(2017)

【犯罪組織の逃がし屋 天才ドライバーが主人公。音楽を聴くことで才能が覚醒する】

 

Prime Videoで観る

 

 

おげんさん:名作だから知ってる人も多いと思うんだけど。

この映画の、もう冒頭ですね。冒頭5分くらいですごいカーチェイスがあるんだけど、ここでジョンスペの曲をね、主人公が聴くんですよ。

ちょっと悪い人たちがいて、その人たちのドライバーを雇われてやってるんですけど。

車のワイパーが曲のリズムに合ってるんですよ。これ、たぶんわざわざ作ったんですよ。あのワイパーは。

それと、強盗たちが車から出るときに、扉を閉める音も全部リズムに合ってて。

このパトカーのサイレンのワンワン!も、曲に合わせてリズムに合ってるんですよね。

これ、いつ見ても興奮しちゃうの。

 

●♪ Bellbottoms / The Jon Spencer blues Explosion

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豊豊さんもあるみたいですね?

 豊豊さん:私のはちょっとあれですよ。ワクワクする感じじゃないですよ。

ヴィム・ヴェンダースってね、こないだカンヌでね。

 

●映画「パリ・テキサス」(1984)

【ロードムービーの金字塔。第37回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞】

 

 

ライ・クーダーです。

【ライ・クーダー:世界中のルーツミュージックを吸収し表現する孤高のギタリスト。スライドギターの名手】

 

その後ね、ライ・クーダーと…ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブもヴィム・ヴェンダースとライ・クーダーってやってるよね。

 

●「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」(1999)

Prime Videoで観る

 

 

おげんさん:劇場観に行きましたよ。いやぁ、いいですね。

セリフ覚えるときも音っていうもので、景色を想像させながら体に入れるみたいな。

 豊豊さん:(架純ちゃんは)音景色派ね。

おげんさん:文字で入ってくる人と、耳から入ってくる人がいるみたいね。僕はセリフを音じゃないと覚えられなくて、自分で全部録音してそれを流しながら覚える。

 豊豊さん:録音派?私は、この年代は書くのよww 自分で書かないと覚えないのよ。

だいたい、おじいちゃんおばあちゃんに多いんだけど。

おげんさん:ここは居酒屋じゃないのよ笑 お芝居のグチを言える居酒屋じゃないのよ。

 豊豊さん:ごめんなさいww

架純おばあちゃん:でも、めっちゃ分かります笑

 

続きはまた来週…

 

◎まとめ

おげんさん:静かな夜ね、豊豊さん。私たち2人だけで、この大きな敷地を使わせてもらってるわね?

 豊豊さん:じゃ、おげんさん、今何を聴きたい気分?

おげんさん:ずっと豊豊さんと観たい映像があったのよ。

2人も大好きバルフペック。

 

【Vulfpeck:2011年結成の4人組ファンクバンド。様々なゲストミュージシャンが参加するバンドスタイルにファン急増中】

 

バルフペックのマジソンスクウェアガーデンのライブ。もう何て言うんだろう、見てるだけでホント幸せな気持ちになるっていうか。

音楽の楽しさみたいなものが詰まってる1曲、ちょっと一緒に見よ♪

 

●Live at Madison Square Garden (2019)

♪ Smaile Maditation / Vulfpeck

 

【曲ごとにゲストミュージシャンが入れ替わるぜいたくなライブ。この曲ではサックスのDave Kozと、マンドリンのChris Thileが参加】

 

おげんさん:踊りたくなる♪会場行きたかった…いつ見ても最高!

音楽の楽しい部分、詰まってますよ。

自分は音楽家だからどうしても見るときに、裏側の視点というか、それこそ役者さんとして映画を観ているようなときに見ちゃうんだけど、なんかこの演奏はもうほんとリスナーにパっ!と戻るというか。

 豊豊さん:ライブってほら、楽しもうぜ!っていうのがあるじゃん?役者の場合、「お前らが楽しくてどうすんだよ?」っていうところがあるじゃん。

ステージに出て楽しむっていうことが、ずっと分からないでやってきたとこがある。

そこの違いがあるような気がして、うらやましいなぁ~♪って心底思う。

永遠のジェラシー?

 

◎本日のプレイリスト

1・♪ 学校にまにあわない / たま

2・♪ tokyo feat . 鈴木真海子、Skaai /  yonawo

3・♪ こころ / 小田和正

4・♪ 眠れぬ夜 / オフコース

5・♪ めぐる季節 / オフコース

6・♪ LOVE涙色 / 松浦亜弥

 

 

●オリジナルドラマ、スポーツ、音楽、映画、海外ドラマなど多彩なジャンル! 

スマホだけじゃなくテレビでも楽しめる! 

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◎ゲストは有村架純さん Part.2

おげんさん:これ、泣いちゃうんですよ、いつ聴いても。

 豊豊さん:泣くね、これ!

 

●♪ ponta de Areia (1975) Wayne Shorter featuring Milton Nascimento / アルバム「Native Dancer」より

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【Native Dancer:サックスのレジェンド Wayne Shorterが「ブラジルの声」と呼ばれるシンガーソングライター。Milton Nascimentoをフィィーチャーしたアルバム】

 

おげんさん:Milton Nascimentoっていうブラジルのアーティストなんですけど、その人のことがWayne Shorterがすごい好きでブラジルまで行って、「一緒に録音しよう!」って言って、ピアノがHerbie Hancockで、ピアノも超いいんですよね。

 

【Herbie Hancock:ジャズ界を代表するピアニスト。革新的な作品を次々と発表】

 

ジャズミュージシャンたちがブラジルのサウダージ(ポルトガル語。遠く離れたり、既にないものへのメランコリックかつ心地よい感情のこと)な感じをジャズという技量を持って、混ぜ混ぜしてる感じがすごい素敵で。

今追加されましたね笑

(豊豊さんがスマホのライブラリーに曲を追加)

 豊豊さん:いい曲だなって思ってww このくらいのブラジルの曲が好きで。

あのねぇ、ジャバンって知ってる?

 

●♪ Samurai (1982) Djavan / アルバム「Luz」より

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ブラジルのねぇ、知ってる?

おげんさん:知らない。タイトルがまたいいですね。すごい素敵♪

切なさみたいなものと、懐かしさ。

豊豊さん次、おすすめ。

 豊豊さん:女性7人組。セシシ。ちょっと濃いめの3人なんだけど。

 

●♪ C'est Si Bon (2023) / Say See See

 

【Say See See:2022年デビュー。ニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動する7人組ファンクバンド】

 

おげんさん:サウンド的には70年代の感じがするけど、今の人ですよね?

 豊豊さん:そう。曲はもう、古臭いですけどね。

おげんさん:ちなみに今の古さは、良い意味ですからね笑

 豊豊さん:良い意味ですよww でも私たちは何ももらってませんよ。

おげんさん:そうですよ。でも何ももらってないんですけど、各レコード会社の人達はこの番組をめちゃくちゃ見てるらしいですよ。

この番組でかけたらみんな聴くから。みんな聴いてくれるのはありがたいんですよ。

これをきっかけにいろんな音楽を知れましたという人とか、今検索してすぐ聴けるからね。

 

●♪悲しくてやりきれない(1968) / ザ・フォーク・クルセダーズ

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 豊豊さん:どうしてこれを?

おげんさん:こんな気分なんです。

 豊豊さん:(爆笑)どうしたんだよぉ!

おげんさん:なんて言うか、昔から大好きな曲でいろんな人がカバーしてますけど、加藤和彦さんてスゲェな!ってあらためて思ったり、メロディーセンスもそうですし、やってきたことの凄さみたいな。

それこそサディスティック・ミカ・バンドを聴いても思いますけど。

 

【加藤和彦 (1947~2009) ザ・フォーク・クルセダーズ、サディスティック・ミカ・バンド等を率いた日本音楽シーンの開拓者】

 

 豊豊さん:はっぴぃえんどとかがやってたのと違うところで、こういう人たちが先駆者としているっていうのがね。

 

【はっぴぃえんど:日本語ロックの先駆者。メンバーは細野晴臣、大滝詠一、松本隆、鈴木茂】

 

おげんさん:歌詞はサトウハチローさんで、その当時は「ちいさい秋みつけた」の人なんです。

 

【サトウハチロー:(1903~1973) 童謡の代表作は「ちいさい秋みつけた」「うれしいひなまつり」など】

 

おげんさん:加藤和彦さんの話をオレたちは、しなさ過ぎだなって思うんです。

じゃ、豊豊さん、次。

 豊豊さん:どストレートなね、男性ボーカル、男のおじさんの声でこの人の声が1番好きっていうのを。

 

●♪ Nobody But You (feat. Ron Carter and Dave McMurray) (2023) / Jon Regen

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 豊豊さん:ベースはロン・カーター。御年86でございます。

 

【Ron Carter:キャリア60年を超えるジャズ・ベーシストのレジェンド。帝王Miles Davisをはじめ、参加したアルバムは2,200枚以上】

 

おげんさん:おげんねぇ、ロン・カーターすごい好きで…

 

●♪ St. Thomas (1973) Jim Hall / Ron Carter duo アルバム「Alone Together」より

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 豊豊さん:カッコいいねぇ♪

おげんさん:これは中学くらいのときに、親父が教えてくれたアルバムですね。

ベースとギターだけっていう、これでずっとアルバムを聴かせるっていうのがスゴイですよね。

ビートが鳴ってないからこそ、聴いてる自分がこう…いろんなビートに勝手になれるというか。

 

【至高のギタリスト Jim Hall & Ron carter 。ジャズ界の重鎮がふたりだけで奏でるライブアルバム】

 

 豊豊さん:こういう話を聞いてると、音楽番組って感じがするね(一同爆笑)

 

◎ゲストは有村架純さん Part.2

おげんさん:おげんと架純おばあちゃんの出会いの映像があるんだけど、それちょっと見ていい?

初共演です♪

 

●ドラマ「11人もいる!」(2011) 脚本:宮藤 官九郎

 

架純おばあちゃん:18歳ですよ、私。

おげんさん:このドラマの最後で、僕が1曲歌うっていうドラマだったんですよ笑

架純おばあちゃん:クドカンさんの脚本で。ひろゆきおじさんっていう役をやってくれたんですけど、すっごい面白いんですよ、ちょっとしたことが。

 豊豊さん:小劇場病だったんじゃないかな?(一同爆笑)

なんか、面白いことで埋めないと、自分が収まらない的なね。それは病なんですよ、僕らの。

架純おばあちゃん:でも、めっちゃ参考にしました♪

源さんの、こういうところをマネしよう♪ とか。

おげんさん:これはぜひ放送してください!ww お願いします!

 豊豊さん:良い子はマネしたらダメなパターンだと思うけどね笑

架純おばあちゃん:なんかこの頃、源さん楽屋にこもって曲を作ってたイメージ。

おげんさん:今と変わらないww 曲を作る男!

架純おばあちゃん:ずっと楽屋にこもってて、ずっと曲を作ってたんです。

おげんさん:そうなんです。懐かしいですね。

ここで宮藤さんがあって、「あまちゃん」にその後ね、つながる部分もあったかもしれないね。

 

【連続テレビ小説「あまちゃん」(2013) 作:宮藤 官九郎:架純おばあちゃんは「あまちゃん」で、主人公アキの母、天野春子(小泉今日子)の若き日を演じた】

 

●♪ 魔女 (1985) 小泉今日子

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おげんさん:(詞)松本隆さんと(曲)筒美京平さんのコンビなんですよねぇ。

 豊豊さん:かわいいなぁ♡

おげんさん:これはどんなタイミングで聴いたの?もちろん、リアルタイムじゃないじゃない?

架純おばあちゃん:えっと、ちょうど私が20歳くらいのときに「風街であいませう」っていう松本隆さんの歌詞を朗読するっていうのがあって、いろんな方が読まれてる中、私はこの小泉今日子さんの「魔女」の歌詞を読ませていただいて、もう20歳で言葉だけを見たときに、今ふと思い出したんですけど私すっごいこう…しんみり読んでたなぁって、歌詞を。

でも、今歌われているのを聴くと全然そんなことないじゃないですか?

歌っていうよりも言葉?っていう感じだなぁって私は思ってて。

小泉さんも歌われてたときは10代で、どうやってこの曲を咀嚼して歌われてたんだろう?どこまで意味を理解して落とし込んで表現されてたんだろう?とかっていうのを、朗読をしたときに初めて感じて「えっ!?歌詞を読むのってメッチャ難しい!」って。

 豊豊さん:これは架純おばあちゃんが歌手じゃなくて役者にいったっていう分岐点かもしれないね。

だから難しいからこそ、ちゃんと歌詞に書かれてあるものをやっぱりこっちは表現しなくちゃいけないってことは、お芝居なのね。

でもそこに面白みを感じたというのは、架純おばあちゃんの、たぶん分岐点になったようなとこかもしれない。

おげんさん:じゃちょっと、いろいろ音楽の話も聞きたいんですけど中・高になったときに、ハマった音楽ってある?

架純おばあちゃん:私は昔からMr.Childrenさんが好きで、自分が観てきたドラマの主題歌がことごとくMr.Childrenさんで、もう私の青春時代はミスチルさんと共にあったんじゃないか?って思うくらい。

だからその曲を聴くとドラマのことも思い出すし、自分の学生時代も思い出せるというか…

思い出を背負ってくれてるんです、その曲が。

で、いつか自分の作品、主演作で主題歌をやってもらえる日が来たら…なんてことを思ってたんです。

そしたら、私の夢が叶ったんです♪

「姉ちゃんの恋人」ていうドラマがあって、その主題歌をミスチルさんに決まりましたって聞いたときに、もう「えぇっ!?」って♪

おげんさん:その曲をかけましょうよ。

 

●♪ Brand new planet (2020) Mr.Children / アルバム「Soundtracks」より

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架純おばあちゃん:この曲聴くと泣きそうになっちゃうんですよ。

おげんさん:やっぱり、自分が主演をするってすごい大変なことじゃない?

いろんなものを背負うし、抱えるし、体力的にも大変だし。その中で主題歌って励まされるもの?

架純おばあちゃん:うん。この曲に決まりましたってなったときから、もうずっと聴きますね。

なんかこの曲を聴くと、もう大草原が見えるし一生懸命走る感じ。なんか景色が見えてくるっていうか。

 豊豊さん:そういうのがあると、芝居で1番ピークにいかなきゃいけないときに、流れるよね?頭でね。

オレらは現場では聞こえてこない音じゃない?エンディングもさぁ、ここでかかるだろうなっていう感じがさ。

でも実際オンエアを見たら「あっ、ここなんだ」って思うし「監督、バカじゃない!?」って思うときもあるww

なんで、ここからかけたんだよ!って笑

おげんさん:やっぱ音楽好きだとね、そういうのがありますよね。

 豊豊さん:(ミスチルに)会えた?

架純おばあちゃん:会えはしないです。私は会いたくなくって…

たまたま新幹線に同乗したんです。

なんですけど、声かけたら終わると思って。(一同爆笑)

私の存在を知らしめないように。

 豊豊さん:おんなじ車両?結構近かった?

架純おばあちゃん:結構近かったです。

おげんさん:それたぶん、バレてるねww

架純おばあちゃん:源さんと出会ったときアルバムもいただいて、エピソードとか。

 

●エピソード:2011年リリース。星野源の2ndアルバム

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その中にある「日常」とか「変わらないまま」とかすごい好きなんですけど、「くだらないの中に」の歌がアコギで歌ってるじゃないですか?

もうそれが大好きで!

アコギってめっちゃ、やっぱり…くる♪

 

おげんさん:聴きましょう。(CDを取りに行くおげんさん)自分で取りに行くのも、なんなんですけど(一同爆笑)

架純おばあちゃん:このとき源さん、いくつだ?

おげんさん:このとき、30だった。

架純おばあちゃん:あっ、じゃ今の私と一緒。そこまで変わらない。

 

●♪ くだらないの中に (2011) 星野源

 

おげんさん:ちょっと恥ずかしいわね。

架純おばあちゃん:歌詞もいいんですよ。聞き入っちゃいますけど。私がなんでいいか?って思うかと言うと、会いたいとか幸せとか好きとか、そういうカンタンな表現じゃないのに、もう愛しさが詰まってるというか…こういう表現でちゃんと恋しいとか愛しいとか、表現できるんだ!っていうところに、もうなんだ、信頼しかないっていうか。

なんかそれが、いいんですよ、奥行きがあって。

やっぱりこのときの源さんにしか、たぶんかけなかった曲かもしれないし、なんか心強いっていうか。

一緒に寄り添ってくれる感じ?

おげんさん:当時は、ラブソングをかこうって決めてかいたの、この曲は。

でもそのとき、巷で鳴っているラブソングが納得いってなくて、自分の知っているLOVEではないと思って。

なんかその、愛してるって言葉がヘンだなっと思ってて、愛っていうのはするものなのか?っていうことをずっと考えてたの。

愛ってなんか人と人の間に、ふわぁ~ってあるものなのかな?と思ってて、それをうまく表現できないかな?と思って作った曲なんですよ。

カンタンな言葉じゃないところで表現して、それが信用できるって言ってくれたのはすごく嬉しい。

架純おばあちゃん:あ、良かった♪

おげんさん:それを気づいてくれるっていうのは、嬉しいですね。

 豊豊さん:愛ってさぁ言葉難しいのよ。どんなゾンビ映画でもSFでも、この映画のテーマは何ですか?って、愛って言えば全部通用する。

それくらい愛って多様性のかたまりだから、ものすごくステレオタイプにやられるとそうじゃないアプローチで愛を照らすと、そこに見えてくる景色っていうものが人の心を打つっていうことなんですよ。

僕らのお芝居の世界でもテーマは愛だよ!って、そりゃ愛なんだけど、じゃ愛をどう表現するか?とかさ、表現すること自体が違うんじゃないか?とか思えたりもするし。

良いこと言ったでしょ?笑

架純おばあちゃん:すごい分かります。

なんか、もっといろんな愛があるわけじゃないですか?

ラブストーリーって1つのくくり、分かりやすいジャンルとして、なんか引っ掛かりとして「これ、ラブストーリなんだ」って分かるけど、なんか、そういうことじゃなくない?みたいなのは、ちょっと分かります。

 豊豊さん:これ最終的、究極の愛だよねっていうくらいにねじ曲がってるほうが、ぶわぁ~って心に突き刺さるって感覚がある。

架純おばあちゃん:(おげんさんに)そう、だからそんな曲です。

 豊豊さん:髪の毛の匂いを嗅ぎ合ってという「あっ、そこかい!」っていう「そこからくるんかい!」みたいな。

おげんさん:そういうの、あるでしょ? 豊豊さんも、奥さんと。

 豊豊さん:あるよ、あんまり言わないけど。放送では。(一同爆笑)

おげんさん:架純おばあちゃんの未来って、どうなってる?

架純おばあちゃん:未来?なんか最近はあんまり目標みたいなものを立ててなくて、ただなんか、生活をするって大事だなっていうことに気づいたというか、ようやくそこに手が伸びるようになった。

これまではもう、自分のことよりもお仕事、目の前にあるもの。

だから家もなんか、寝る場所みたいな感じだったけど、でもここ2年くらいでちゃんと台所に立つとか、自分の生活と向き合うことの大切さを感じて、それができるだけでこんなに気持ちが軽くなるんだっていう。

おげんさん:僕は20代とか30代の真ん中くらいまではまったくそれができなくて、仕事しかなかったから、それ以外の面白みみたいなものを生活に見出せなくて。

やっぱり倒れたりとか、自分の生活っていうものをちゃんと見直すタイミングみたいなものがいくつかあって、今すごい料理作るのが大好きで。

すごい楽しいです。

 豊豊さん:何作るのよ?

おげんさん:こないだねぇ、お芋をいっぱいもらったの。ほぼ毎日、ポテト料理よ(一同爆笑)

コロッケって作るの大変ね?

持ってくるわ、今度。土井義晴さん直伝だから。直接教えてもらった訳じゃなく、アプリを見ただけなんだけどww

 豊豊さん:なんだそれ!ww 直伝って言っちゃうのね、あなた。

おげんさん:知り合いだから、ちょっといいかなって笑

じゃ、またいつか、遊びに来てください♪

 

◎まとめ

おげんさん:盛り上がり過ぎて1時間、押したわ(一同爆笑)

 豊豊さん:どうりで眠いと思ったわww

おげんさん:いろんなお話してくれて嬉しかったわね。

 豊豊さん:架純おばあちゃんと現場でお話しするとお芝居の話がメインになっちゃうけど、こうやって音楽っていうことでね「あら、全然話が弾んで面白いわ!」っていう

ふうになるし。

架純おばあちゃんのなんか、深いとこまで聴けた気がする。

おげんさん:それこそ音楽っていうイメージはあまりない方だったけど、普段聴いているものとか、ちっちゃい頃に聴いてたものの話って面白いし、音楽じゃない部分のも今のお仕事の形成された部分が音楽をたどると見えてくる。

すごい楽しかったです。

 

 

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◎今夜最後に聴きたい曲は?

 豊豊さん:星野くんが何を選んだかによって、引っ張られる訳。

今回、Vulfpeckがあってなんかみんなで楽しそうでっていうことは僕たぶん、あるのね。

で、Louis Coleって僕大好きだし、彼がホームセッション…部屋でやって、まっ聴いてもらおうか!

 

●Thinking (live sesh) (2018) / Louis Cole

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おげんさん:もうキーボードスタンドからして最高です。

 豊豊さん:こっからもう、やらかしちゃってる笑

自分ちに楽団入れちゃってさ。

 

【総勢20人のビッグバンドを自宅に招いたMVも人気。監督:Louis Cole】

 

おげんさん:サムのベース、大好きなんですよ。超最高♪

 

【Sam Wilkes :LAで活躍する新世代ジャズ。最注目のベーシスト】

 

おげんさん:階段に座って弾いてるのも最高ですよね?

 豊豊さん:Sam WilkesがいたりJacob Mannがいたり、歌ってる Genevieve Artadiがいたりっていう、すごいメンバーが自宅に集まってやってるっていうさ。

 

【Jacob Mann:ピアニスト/キーボーディスト。Louis Cole率いるKNOWERのサポートメンバーとしても活躍】

【Genevieve Artadi:KNOWWERのメンバーでもある女性シンガーソングライター】

 

おげんさん:こういうふうに、ただ見て楽しいっていうのもいいですね。

ホントに音楽って、厳しく話し合うっていう人たちがいてもいいと思うんですけど、ただ好きなものを好きな状態で話すっていう、ただそれだけでいいんだよなって思うんですよね。

それってすごく楽しい空間だし。

僕もなんでこんな格好してるかと言うと、音楽家っていうところの見た目を1回はぎたいっていうか笑

どうしても専門家としての見られ方にもなるんで…

この、おげんさんワールドを作ってくれてる全員がフラットな状態に場をしてくれているので、どんな話をしてても興味深く聞けるっていうのがあるなと思って。

 

◎本日のプレイリスト

1・♪ ponta de Areia / Wayne Shorter featuring Milton Nascimento

2・♪ Samurai / Djavan

3・♪ C'est Si Bon / Say See See

4・♪悲しくてやりきれない / ザ・フォーク・クルセダーズ

5・♪ Nobody But You (feat. Ron Carter and Dave McMurray)  / Jon Regen 

6・♪ St. Thomas / Jim Hall / Ron Carter duo

7・♪ 家族なんです/ ソラマ「11人もいる!」より

8・♪ 魔女 / 小泉今日子

9・♪ Brand new planet  / Mr.Children

10.♪ くだらないの中に / 星野源

11・♪ Thinking (live sesh)  / Louis Cole