体操・宮田笙子がタバコで五輪代表を辞退 大谷選手のガマンしていることは?

体操・宮田笙子がタバコと飲酒行為が発覚

体操女子の宮田笙子(みやた しょうこ 19 )が喫煙の疑いでパリ五輪代表を辞退したと発表がありました…

これに関して色々な意見がありますが、私は以前、野球の大谷翔平選手が若い頃、「野球をするうえでガマンしていることは何ですか?」と聞かれた際に、『全部です』と答えたのが印象に残っています。

「何かを手にいれたかったら、何かをガマンしなければいけない」

これは映画の『男はつらいよ』の寅さんこと渥美清さんの話を思い出してしまう人も多いでしょう。

渥美さんが友人から「何かを手に入れたいなら、何かを我慢する必要がある」と言われ、それなら「禁煙だ!」と思いつき、台東区にある小野照崎神社に行って「タバコを一生吸わないので、仕事をください!」とお願いしたところ、数日後に寅さんの役のオファーが来たという話は有名です。

何かを得れば、何かを失う…

有名になればなるほど、行動範囲も狭くなったりガマンすることも増える。その代わり、大谷選手のように世界中から憧れるようなスーパースターになれる…

お金持ちだったり有名人であるほど、もの凄い苦しい幼少期を過ごしていたり、私生活はボロボロ…という人も多いですが、全てにおいてパーフェクトな人生を送れる人はいないのかもしれません。

私たちはこういった有名人を見ると、嫉妬心を燃やしてしまうことがありますが、見えない部分では人に言えないような苦労や辛さを抱えているのです。

今回、体操女子の宮田笙子選手が、喫煙の疑いでパリ五輪代表を辞退したというニュースが流れました…

これに関してネットでも、いろいろな意見があります。

「たかがタバコくらいで、夢をつぶしていいのか?」など…

その意見に反対する人も多いですが、五輪代表という夢を掴んだということは、何かをガマンしなければいけないという思いを持てなかったことが残念に思いました。

 

体操は精神的プレッシャーが大きい競技!?

元体操日本代表で五輪メダリストの池谷幸雄さんが、今回のこのニュースについてコメントをしていました。

「実は体操選手って喫煙者が多いんですよ。精神的プレッシャーが大きい競技なので1種目終わる度にタバコを吸いに行く選手もいました。」と話していました。

だからと言って、吸っていいのか…という話はまた別になりますが、経験してみないと分からないプレッシャーがある競技なんだということが分かりました。