仕事を辞めたいけど次がない40代にもできる?新たな仕事探しの方法
SNSに投稿された動画が中国で話題となっているのですが、その背景にあるのは若者の就職難だといいます。
中国の列車の中で撮影された動画では、若い男性が来ている白いTシャツの背中をよく見ると名前や顔写真、出身地や学歴、さらには特技までが書かれています。
この男性が前を向くと、「24年卒業生 仕事探し中」と書かれています。
この男性は中国の名門大学、武漢大学を卒業したにもかかわらず、仕事がまったく見つからずTシャツに履歴書をプリントする作戦に出たところ、SNSで話題になったといいます。
この後、男性はあるスポーツ用品の会社に就職できたそうです。
この出来事の背景にあるのが、中国で深刻化する就職難です。
若者の失業率は14%を超えていることで、ある現象が起こっているというのです。
それが…
宝くじです。
仕事が見つからないなら、せめて一獲千金の夢を…ということかもしれません。
しかも購入者の8割が若者だということで、ラクしてお金を儲けたい欲望があるのかもしれません。
購入している若者は…
「当たったら株を買います」
「もし大金が当たったら、貯金します」
でも、ここまで就職難になっている理由とは何なのでしょうか?
中国の事情に詳しい人によると、「仕事はじつは選ばなければあるんですよ。」と話していました。
小さい頃から受験勉強をしてきて、有名な大学を卒業したことでキツい肉体労働や単調なルーティンワークなどはやりたくない…
安い給料の仕事なんか、したくない…という若者が増えているせいなのかもしれません…
日本でも、人材が不足しているというニュースをよく目にします。
コンビニはいつのまにか店員さんのほとんどが外国人になっています。
飲食店で接客を経験した若者の中には「メンタルがやられるから、接客業はやりたくない…」という人も増えているようです。
時給を上げてもなかなか人が集まらなくて悩んでいるお店も多いですが、もしかしたら中国の若者と同じように、仕事を選んでいることが理由かもしれません。