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なぜオーブンレンジは高温になると止まるの？
■はじめに
ヤフー知恵袋では、オーブンレンジを使用中になぜか止まってしまうという質問を多く見ます。
故障ではないのに、なぜか高温になると止まってしまうというケースが多くみられます。
例えば…
●オーブンレンジのオーブンがすぐ止まります。
オーブンレンジでクッキーやケーキを作りたいのですが5～10分で高音になってしまい自動停止してしまいます。
時間表示も一緒に消えてしまうため焼き直そうとしても時間が分からないしまたすぐ止まってしまうのですが改善策などありますか？
未就園児の子供がいて触ってしまうと危ないため食器棚から出すのはあまりしたくないです…
もちろん家電製品なので、寿命だったり初期不良であったりいろいろな理由が考えられますが、あることが理由で止まってしまう場合もあるのです。
その理由とそれを防ぐ対策を調べてみましょう。
記事の内容
■オーブンレンジが高温になると勝手に止まる原因とは？
止まる理由１：オーブンレンジを隠したいはダメ!?
家電製品は生活感が出るから隠したいという人がいます。
SNSでもオーブンレンジを上手く見えないように収納されている写真をよく見かけます。
そういう写真を見るとマネしたくなりますが、例えば食器棚などにオーブンレンジをピッタリと収納することで、オーブンレンジは使用中に熱を放出するので周囲に十分な空間がないと熱がこもりやすくなってしまうのです。
特にオーブンレンジの場合は、左右と上部に空間を開ける必要があります。
機種によっては奥行きがあるオーブンレンジなので、背面は壁にぴったりくっつけて収納できるモデルもあります。
ですが、左右や上部は基本、決められた空間を開ける必要があるのです。
（説明書にどのくらい開けるか？が記載されているので、それを参考にしましょう）
（こちらの方は熱がこもりにくいように工夫がされています）
どうしても隠したい場合は、こちらの写真のように通気性のあるもので隠すのがおすすめです。
さきほどヤフー知恵袋で”未就園児の子供がいて触ってしまうと危ないため食器棚から出すのはあまりしたくないです…“
という質問がありましたが、多くのオーブンレンジには、過熱や異常な温度上昇を検知すると自動的に停止する安全機能が搭載されていることで止まってしまったのでしょう。
熱を放出するための十分なスペースを確保されていなかったことが原因でしょう。
ですが、子どもが触ってしまうのを防ぎたい場合は、こういったロック機能が各社の製品には付いているものが多いです。
画像引用:
高温になっているオーブンレンジに触れる危険を避けたいなら、子どもが届かない高さの場所に設置するという方法もあります。
止まる理由２：エラーコードが表示される
ヤフー知恵袋では…
ジモティーの中古で買った3千円の東芝のオーブンレンジが温めの途中で止まってしまい、壊れてしまいました。
エラーコードH73との表示だったのでネットで調べて エラー解除して、数回は温まっていたのですが その後は、いくら解除しても温まらなくなりましたので 仕方なく買い替える事にしました。
オーブンレンジには、故障や異常を知らせるためのエラーコードが表示されることがあります。
代表的なものに「H～」や「C～」があります。これらのコードは、ユーザーに問題の種類を知らせ、適切な対処を促すためのものです。
「H～」のエラーが出た場合は？
「H～」エラーは、故障の可能性が高いことを示すコードです。
電源を入れ直すことで改善する場合もありますが、改善しない場合は修理が必要です。例えば、Hエラーが表示された場合、電源プラグを抜き、5秒以上待ってから再度差し込むことが推奨されます。
「C～」のエラーが出た場合は？
「C～」エラーは、使用方法や設定に問題がある場合に表示されることが多いです。
取扱説明書を確認し、正しい操作を行うことで解決できることがあります。
例えば、C01エラーは重量センサーの調節中にドアを開けた場合に表示されます。
エラーコードが表示されてしまった場合は、まず取扱説明書を確認して、対処方法を確認することが重要です。
取扱説明書には、各エラーコードの詳細な説明と対処方法が記載されているので、これによって、ユーザーは迅速かつ適切に対応することができます。
エラーコードが何度も表示される場合や、改善しない場合は、専門の修理業者に相談することをお勧めします。
特にHエラーの場合、ユーザー自身での改善が難しいため、専門家による点検と修理が必要になります。
■故障じゃないのにオーブンレンジが止まってしまう原因とは？
１：過熱防止機能が作動する
オーブンレンジには過熱防止機能というものがついています。
オーブンレンジの内部温度が異常に上がったときに、自動的に停止する重要な安全機能なんです。
この機能は、鍋底の温度が異常に上がったり、吸・排気口がふさがれたりした場合に作動します。
オーブンレンジの設置環境が不適切だと、熱がこもりやすくなって、過熱防止機能が頻繁に作動することがあります。
さきほどの質問でもありましたが特に、左右や上部に十分な空間がないと、熱がこもりやすくなります。
２：長時間の使用が理由で止まってしまう!?
長時間の使用や高温での調理が続くことで、オーブンレンジの内部の温度が上昇してしまい、過熱防止機能が作動することがあります。
これは、連続使用による熱の蓄積が原因なんです。
３：メンテナンス不足が止まる原因だった!?
内部のセンサーが誤作動を起こすと、実際には高温でないのにオーブンレンジが停止することがあるのです。
これは、センサーの故障や誤認識が原因です。
この誤作動を引き起こす原因として、メンテナンス不足、いわゆる掃除をしばらくしていないという理由が考えられるのです。
メンテナンス不足は、庫内の汚れや換気口の詰まりを引き起こして、熱がこもりやすくなる原因となります。
定期的な清掃とメンテナンスが重要なんです。
■オーブンレンジは過熱で止まるようになってる!?
オーブンレンジに過熱防止機能がついていることで、火災や製品の損傷を防ぐことができます。
特に、長時間の使用や高温調理時に重要です。過熱防止機能は、ユーザーの安全を確保するための重要な役割を果たします。
実は、オーブンレンジ以外でも普段私たちがよく使っているコンロでも、同じようなことが起きています。
フライパンで何かを炒めていたり焼いたりしているときに、急に火力が弱くなったり消えてしまったりしたことがあるでしょう。
これもオーブンレンジと同じく、安全のために消えるのです。
温度の制御をしたり、消火したりするコンロの安全機能のはたらきなので、故障ではないのです。
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