セルフレジで客離れしたあるお店がカンタンに解決した方法とは?

セルフレジを導入するとなぜ客離れ?

セルフレジは2000年代から普及し始めて、コロナ禍によって非対面での買い物が推奨されてきたこともあって、いまでは当たり前になっています。

1度使ってしまうと便利で自分で商品のバーコードを読み取り、袋に詰めていく作業はバイトなどで経験したことがないわたしには新鮮に感じて、楽しくもあります。

スーパーやコンビニなどでもアルバイトが一生懸命レジを打って急いでお金を受け取りお釣りを渡すのは、大変な作業でもあるのでセルフレジが普及することはお客さんにも店員さんにもメリットしかないと思っていたのですが、実はそうでもないようです…

欧米では、セルフレジを導入したことで逆にお客さんの数が減ってしまったり、買い物の品数が減ってしまったという報告があるのです。

もしかしたら欧米以外の国でも、日本でも同じような現象が起こってしまうかもしれません。

では、この便利であるはずのセルフレジを避ける人の心理とは、一体何なのでしょうか?

 

セルフレジが嫌いな人の理由とは?

カード払いでないとセルフレジが使えないのだったら、有人のほうに行っちゃいます。

 

そりゃめんどくさいですよ。自分でスキャンしたりするの。
店員さんにレジを通してもらい、支払いの対応だけしてれば良い有人レジが楽でいいです。
セルフになった分、安くなるわけじゃないですから。人件費が削減されているのだから、その分少し還元してくれたらセルフレジを選択する人も増えるのでは?

 

セルフレジも過渡期だからと思いますが、軽い商品など、うまく「袋に入った」認定がされず、「従業員を呼んでください」と表示されることが何度かありました。
結局店員さんをわざわざ呼ぶ羽目になるのなら、有人レジに並んだほうがいいと思い、セルフレジはなるべく避けています。

ちょっとの買い物くらいであれば、セルフレジも使いますけどね。

 

有人レジにお願いしたい理由は、
・購入点数が多い
・子連れだとセルフレジは負担
だからです。

まず、私が行くスーパーではセルフレジの利用は購入数何点までと提示されています。
その為、買うものが多い時はセルフレジに並びません。
もしその制限がなくても、セルフレジはパッと素早く会計を済ませたい人用だと思っているので、買うものが多い場合は有人レジに並びます。

子連れで買い物に行く時は、すぐ必要なものを数点買うくらいです。
が、子連れでセルフレジは難易度が高いです。
カートに乗せていても2歳児は目が離せないし、0歳児を抱っこ紐したままセルフレジはカゴの中が見づらく、体もしんどい。
有人レジにお世話になります。

 

海外からですが、大型スーパーで有人レジが20くらいありますが、通常2~3箇所だけ稼動しています。

物凄く混んでいて、どうしようもなく急いでいる時は仕方なくセルフレジを使いますが、基本的に並んでも有人派。なぜかというと、スーパー側の雇用事情が実際どうかは分かりませんが、セルフレジ使う人が8割になったとしたら今レジで働いている人の何割かが仕事をなくすだろうな、と思うから。

 

40代、パソコンとか家電の配線等もスムーズにできるタイプですが、
セルフレジは面倒です。
自分でレジを通すのも、
それぞれの店で違うレジを使うのも
億劫です。
ユニクロのレジはやっと慣れました。
カゴ置くだけで読み取ってくれるので…

スーパーのセルフレジは避けられるなら避けたい派です。
近所のいつも行くスーパーが、
有人レジなのでそこがセルフしかなくなったら段々慣れるかなと思いますが。

 

そりゃ人にやってもらう方が楽ですよ。
商品数が少なかったり有人レジが混んでたら迷わずセルフレジに行くけど、有人レジが空いていたら「ラッキー!」で店員さんにお願いします。

有人レジの人も客が来ないと手持ち無沙汰でつまらなそうで客が来ると「ホイ来た!任せろ!」みたいに笑顔が出る感じ。「来るなよ、ゆっくりしてたいのに。」「ちえっ、せっかくノンビリしてたのに来るのかよ。」みたいな感じの人は見たこと無いな。
向かい合う二つの有人レジが空いていて一方の方に行けば、選ばれなかった方の人は「私じゃお嫌?」とちょっと傷ついた風で申し訳ない。

 

色々な意見がありましたが、皆さんはどう感じたでしょうか?

 

※こちらを参考にしています。

https://komachi.yomiuri.co.jp/topics/id/1083537/all/

 

セルフレジがガラガラだったのに使う人が増えた原因とは?

お年寄りの多いある地区では、スーパーにセルフレジが導入されたそうですが使い方が分からないという人が多く、以前と同じように有人の列に並ぶ光景だったそうです。

ですがその状況を解決したスーパーがXで話題を呼んだのです。

セルフレジが導入されたばかりの頃は「使い方が分からない」と文句を言うお客さんが多かったのですが、1年ほど経つと、今では普通にセルフレジを使いこなしています。

この状況になったのはスーパー側が3ヶ月だけ、ある特典をお客さんにつけたからだといいます。

それは「セルフレジだけポイント5倍キャンペーン」だったのです。

これによって「ポイントが貯まるなら」と、文句を言っていたお客さんが今度は必死になって店員さんに使い方を聞きながら覚えていったのです。

このポイントキャンペーンは期間限定でしたが、1度セルフレジを使って便利なのが分かるとキャンペーンが終わってもセルフレジを使うようになったのです。

 

※こちらの記事を参考にしています。

https://maidonanews.jp/article/15058676