ChatGPTで読書感想文はバレる!?
スマホやYoutubeが当たり前の時代なので、わざわざ自分で本を購入して読むという人は、少なくなっているのかもしれません。
というのも、Youtubeでも本の要約チャンネルがいくつもあり、自分が読みたかった本が分かりやすくまとめてくれていて、それを学校の先生が授業で詳しく教えてくれるように話してくれるからです。
タイパが流行っている時代に、なかなか本を最後まで読むのがツラい…という人も多いでしょう。
そんな時代にさらに私たちをラクさせてくれるものが登場しました!
それがチャットGPTです。
今現在で、平均的なIQくらいあると言われているチャットGPTなので、本の感想文などは数秒で答えてくれます。
ですが、本を読んで自分の頭でその内容を詳しく理解することが大事なので、こういった便利なモノを使うことに疑問を投げかける人もいます。
それでも部活やアルバイトや恋愛などで忙しい学生などは、本を読む時間もありません…
自分で本を読んで感想を書かないといけないのは分かっているけれど、どうしても時間がない場合に頼ってしまうのがチャットGPTです。
そんなチャットGPTを使って読書感想文を書いた場合、果たしてバレてしまうのか!?
さらに、バレない方法はあるのか?などを見ていきましょう♪
記事の内容
チャットGPTに桃太郎の感想文を書かせるとどうなる!?
まずこの記事は、チャットGPTによって学校から出される課題を全て解決してもらおうという内容のものではありません…
自分で本を読んで感じたものが重要なので、どうしても課題の提出に間に合わないという場合に利用することをおすすめします。
まずは誰もが知っている日本のおとぎ話の1つである、桃太郎をチャットGPTに感想文を書いてもらいましょう。
小学1~3年生が書く作文の場合、400字から800字程度なので、まずはチャットGPTに400字で桃太郎の感想文を書いてと打ち込んでみます。
桃太郎は、日本の昔話の中でも特に有名で、子供から大人まで広く親しまれている物語です。
この話の中で、桃から生まれた桃太郎が鬼退治に向かう姿は、勇気と正義の象徴とされています。
物語の中で、桃太郎はおじいさんとおばあさんに育てられ、健やかに成長します。その過程で、彼の正義感と強い意志が育まれ、鬼を退治する使命感が芽生えます。
物語の後半で、桃太郎は犬、猿、キジといった動物たちと仲間になり、共に鬼ヶ島へ向かいます。
この仲間たちとの協力と友情が、物語の重要なテーマとなっています。
彼らの協力があってこそ、桃太郎は鬼を倒し、村に平和を取り戻すことができたのです。
これは、個人の力だけではなく、仲間との連携が重要であることを教えてくれます。
桃太郎の物語は、勇気、友情、そして正義の力がいかに大切かを子供たちに教えるものであり、また、何か困難に立ち向かう時には仲間との協力が不可欠であることを示しています。
現代においても、この物語が持つ教訓は色あせることなく、私たちに大切な価値観を再認識させてくれます。
この文章を読むと、いかにチャットGPTが優れているか?が分かります。
しかも数秒で完成しました。
ただ…
もしこれを先生に提出したら、即バレるでしょう…
私がチャットGPTに、どのくらいの年齢の人が書いた感想文なのか?を伝えていませんし、もしも小学生がこれを提出したら、完全にアウトでしょう。
では、小学3年生が桃太郎の感想文を400字で書いたように作ってとお願いしてみます。
桃太郎のお話を読んで、ぼくはとても面白いと思いました。
桃太郎は、大きな桃から生まれた男の子で、強くて優しい人です。
おじいさんとおばあさんに大事に育てられて、鬼を退治するために旅に出るところがすごいと思いました。
ぼくも、そんなに強くてかっこいい人になりたいです。
桃太郎が犬と猿とキジをお供にして、みんなで力を合わせて鬼ヶ島に向かうところが好きです。
みんなで協力して悪い鬼をやっつけるのは、とても楽しいし、いいことだと思いました。
犬や猿やキジが、桃太郎のために頑張るところも、仲間っていいなと感じました。
鬼を倒して、宝物を持ち帰る桃太郎はとてもかっこよくて、ぼくも勇気を持って何かに挑戦してみたいと思いました。
そして、友だちと協力することの大切さも学びました。
これからは、困っている人を助けたり、みんなと仲良くするようにしたいです。
桃太郎みたいに、みんなを幸せにできるような人になれたらいいなと思いました。
どうでしょうか…
これなら完全にバレないでしょう…
小学3年生が使うような「ぼく」や「思いました」が多用されています。
今回はチャットGPTに小学生の感想文を書いてと頼みましたが、中学生や高校生の場合でも同じように伝えれば全く違和感なく感想文を仕上げてくれるでしょう。
チャットGPTを利用するのは悪くない!?
今見てきたように、ここまでチャットGPTは人間の要求通りに仕上げてくれることが分かりました。
だからこそ、こういったものを使うことに反対する人もいます。
ですが、タイパという視点から考えるとチャットGPTが作った感想文を読んで、それを自分でさらにまとめて感想を書くという方法もありだと思います。
つまり、どうしても時間がない場合にチャットGPTの感想文の感想を書くということです。
チャットGPTの文章のままだと、本人が書いていないというのはバレるのでいつも使っている自分の言葉で書くことが必要になります。
その後に、ちゃんと自分で本を読んで感想文を書くという方法もありではないでしょうか?
さらに、チャットGPTが書いた感想文と自分が書いた感想文を比べてみるというのも、文章力をアップさせるには良いことでしょう。
チャットGPTはたくさんの人の言葉を使って書いているので、自分が感じたことと他の人の感想を比較できることで「みんなはそう感じているんだ」と比べることができるのです。
チャットGPTを感想文で使用する場合は、そのまま丸写しで提出するのではなく、どうやってまとめているのか?
自分とはどう違う感じ方をしているのか?
そういうことを見ながら読んでいくと、文章力も伸びていくのではないでしょうか?
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