ネクステージの離職率が高い理由とは?買取の評判が悪いのはホント?

 

ネクステージは離職率が高くて買取の評判も悪いの?

ビッグモーターのニュースで注目を浴びることとなったのが、中古車販売業界

中古車の販売や買取はもちろん、車検、修理、保険の取り扱いなどを行っていますが、中古車販売業界のを発信している、中古車業界大手の元幹部でもある、中野優作さん。

業界の裏の裏まで知る人物です。

そんな中野さんと保険金不正請求問題で経営再建中のビッグモーターは、伊藤忠商事グループや企業再生ファンドの出資を受けて、新会社「wecars」を設立しましたが果たして中古車業界の闇はこれで健全になったのでしょうか?

ネットでは中古車販売業界で2位のネクステージもあまり良くない評判を聞きます。

以前は、お客さんから車を買い取った際に本来は必要のない任意保険の契約を捏造するなどの不正が複数あきらかになり、来店客が減少しているというニュースもありました。

さらに、ネクステージの社長はビッグモーター出身らしいという話もあります。

離職率が高いと噂されていたり、買取の評判も悪いのはなぜなのか?中古車販売業界を通してネクステージはどうなのか?調べていきます。

 

記事の内容

 

中古車業界が抱える問題点とは?

多くの人は車を買うときに、特に中古車なんて全く分からないと思います。

この価格がホントにこのキロ数で、この感じで果たして正しいのだろうか?さらに、ローンを組む場合も、言われるがままにやってもいいのだろうか?など。

なので中古車を扱っている専門の人に丸投げしてしまう人も多いのではないでしょうか?

ただ、これだけ中古車業界の闇が暴かれてくると、そういう専門の人自体を信用してもいいのだろうか?と考えてしまいます。

そこで中古車業界大手の元幹部でもある中野さんは今、中古車業界が抱えている3つの問題点があると言います。

 

車検が不正の温床に?

ビッグモーターの報道にあった部分では、車検で本来定められた項目を見てなかったということがありました。

いわゆる手抜き車検です。

発覚しているだけで数十件ありましたが、内部のリークした人によると1,000件以上あったのではないか?という話でした。

これはビッグモーターに限らず、過去に他の会社でもあったという話で業界全体の問題だと思います。

 

無資格者が検査。名前だけ有資格者に。

オイルなど「交換済み」とウソをつく

 

Q:どういう問題が実際にあるのですか?

本当は見ないといけないところを見ていないんですよ。

資格を持った整備士に任せられているんですね。ちゃんと見てくださいねと。それをコッソリやらずに通してるという。

キャパオーバーですね、キャパオーバーで時間を短縮するという。

深夜までやらされているとか、そういう問題があるので手抜きせざるをえないんだろうなと。

これは内部リークがないと分かってないっていう問題ですね。

 

問題ないのに不要な交換、高額請求

 

例えば飲食店だと、お客さんがいっぱいになると受付がストップするじゃないですか?

車検って受付しまくってるんで、止まっちゃうんです。

でも、時々抜き打ちチェックなどをしているみたいですが、報道のあった会社の店舗の台数が月間で400台っていう台数なんですけど、もう僕らが物理的に考えて「えっ!?400台いける?」って感じですね。

無理くね?って感じですね。

しかも平均の粗利の目標値が高いので、作業量が多いはずなんですよ。それで400台って無理じゃない?って普通に思うんですけど。

目標値が高いうえに無理な台数をこなさなければいけないという現場のプレッシャーと、やれないと言える雰囲気ではなかったのでは?ということが、離職率が高くなる理由でもあるのでしょう。

 

今回の問題は、チェックしてるかしてないか?だったので、これは監視カメラでもつけないと見れないと思います、おそらく。

不正があった会社が儲かっていないか?と言うとガンガン儲かっている会社なんで、やり過ぎ感はあるんじゃないかと思います。

 

Q:車検って儲かるの?

儲かりません。

サービスっぽい雰囲気ですね。ただ、報道があった会社とかは上手くやっているので、全体的に儲からない部門と言われていますが、しっかり採算は取れてたけどウラであういうことがあったと。

 

解決策の提案としては、キャパシティコントロールですね。

例えば工場のキャパで言えば200台くらいじゃないですか?

それともう1つは、交換部品です。チェックしたかどうか?じゃなくて、やったかやってないか?という問題もあるんです、実は。

 

恐怖!買取査定後に減額

これはですね、買取契約、いわゆる車を買うんじゃなく売るときに買取契約したのちに、減額。いわゆる車を例えば今日契約したら入庫日が1週間後とかだったりするじゃないですか。

1週間後に入庫したときに、傷を見落としていたとか事故車の疑いがあるとか。

後からそういうので下げる、みたいな。

しかもこれ、流行ってますね。

中野さんはこれにたいしての対策として、引渡し前に必ず写真を撮ること。

契約時に減額しないと補償させることだと言います。

 

現場で一括査定というのがあるので、5社とかで競合になるんですよ。

例えば100万円の業者が出ると。僕たちが95万円だとして負けた!となるんですけど2週間後くらいにお客さんから連絡があって「下げられてるんですけど、どうにかなりませんか?」みたいな。

そういうケースはもう、日常的にあります。

1番多いのは事故車の見落としっていうのがあるんですけど、実際にあったケースで言うと「事故車じゃないって言ったよね?」みたいな。

お客さんが例えば、ぶつけてたりするじゃないですか?

でも、事故かどうかの評価はお客さんは分からないので、そこで例えば4社いて残り3社が事故車評価してるの80万なんだけど、1社は事故車じゃないと判断して100万円。

営業マンに「事故じゃないですね」と言われて、チェックすると。

で、引き上げたら事故っぽいっていうことで減額して。

 

知らないと損をするローンの仕組み

 

ローンで車を買う人がいるじゃないですか?それが銀行のローンじゃなくて、車屋さんが扱うオートローンというものですね。

これを組むときに、まぁ言っちゃうと車屋さんマージン(もうけ)が入るんですよ。

金利の原価と差額があって。

これで儲けるみたいなのが一時期流行っていて、これ言うと干されるんですけど笑

売り方として、「月々いくらですか?」とこれだと月2万円、3万円どっちにします?になっていくと、金利何%とか5年でいくら?とかっていうやらせないやり方があるんですよ。

かなり上手いやり方があるんで、欲しくなっちゃうと月々で見ちゃうと。

で、いわゆる9,9%くらいのローンで組むのが流行っていて、これはこうするとお店側には例えば500万円くらいのアルファードとかで、10年のローンで9,9%の金利だと何百万円になるんですけど、とんでもないマージンが入るんですよ、お店側に。

ローン会社ではなく店に入るんです。

これだと車の粗利1台売って儲けるより、はるかにイージーなんですよ。

知識があまりない方、銀行ローンが金利2,9%とかなのに、9,9%なんて普通に考えて組む訳ないんですけど車って滅多に買わないし、こんだけ大きい会社ならさすがに…みたいな感じでやられてしまうと。

これで気を付けてほしいのはここまでは合法です。

合法ですけどさすがに金利見て高いから、「短くしたい」というトークが発生したときに、長く組んでもらって一括返済、例えば1年後に返済したら1年分の金利しかかかりませんよとウソが一時横行していました。

これは犯罪です。

住宅だったらローン会社を選びますが、車だとノリでいっちゃうんですよ。なので、車を選んで1時間2時間やった後に審査だけしてっていう。

これはネットレベルではかなりザワついてたんです、2,3年前までは。なので、もうさすがにやってはいないと思いますが。

インセンティブが発生するんで、営業の。それやると給料が上がるんです。

例えば1円が本体で諸費用が100万円というのが許されていたんです、最近まで。

本体価格だけ表示して総額表示をしなくてよかったんです。

そのバランスをとるという作業をしてて、ダマし合いみたいな感じですね。

それが法規制で法律が変わると。

なのでこれからはちゃんと競争ができるようになるだろうと、期待はしてます。

(今は、支払い総額で表示する義務が課されています。)

 

※こちらを参考に記事を書いています。

https://www.youtube.com/watch?v=fsIH0pQXnZ0&t=53s

 

まとめ

今、全国に約460店舗、累計120万台以上の中古車を販売してきた、業界大手の1つであるガリバーは安心・信頼できる関係をということで、ある取り組みを導入しました。

お客様からお預かりしたお車が、実際に整備工場でどのように扱われているのか?お客様がスマホやパソコンでいつでもオンライン・リアルタイムで見れる取り組みを行っています。

 

店舗の板金、整備工場内にカメラを設置。

車を預けたお客さんが整備開始から現在の状況まで、いつでも作業を確認できる環境を整え、透明性を担保しようとしています。

今は関東の一部の店舗でトライアルで進めていて、この後全国に順次展開していく形で考えているとガリバーの広報の武田さんは話していました。

 

こちらを参考にしています。

https://www.youtube.com/watch?v=v0qtcxi6KXQ

 

ネクステージも買取の評判が悪かったりというネットの意見を目にしますが、中野さんが話してくれたようにビッグモーターだけの問題ではなく、業界全体の問題でもあるので、ガリバーの取り組みのように徐々に変わっていくかもしれません。

さらには私たちも、大手の中古車販売会社だからと全て任せっ切りにするのではなく、かなり細かく調べてから店舗に行くのが必要な時代になっていくのでしょう。

 

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